品質へのこだわり
庵治石は、香川県の北部に位置している牟礼町と庵治町の境にある山からのみ産出しています。
そのキメ細かな地肌に重量感・色艶・風格があり、国内外産石の最高級品として高く評価を受け、世界からも注目を浴びているのが庵治石です。
その最大の特徴は「斑(ふ)」と呼ばれる庵治石のみにある紋様にあります。
ここには、一般の人が立ち入ることのできない神聖な“丁場 ”が約50ヵ所ほどあります。
なかでも、最高品質の庵治石が今なお大量に眠る宝庫・・・それが大丁場です。
わが社は、大丁場で採石している数社の採石業者のうち良質の庵治石を安定供給できる中谷商事株式会社を唯一の仕入先としており、最高品質の庵治石を安定供給できる体制を整えております。
また加工は、庵治石に古くから関わり、多くの実施経験を積んでおられる中谷石材株式会社に依頼し、当社独自の加工仕上げ・品質チェックを経て、お客様にお届けしております。
大丁場という丁場
comnig soon
当社取扱い石種
庵治石細目特上品−香川県庵治産花崗岩 和型墓石例(三重台)
学名「黒雲母細粒花崗岩」と称されており、天下の銘石として全国で高く評価されています。
構成分子密度が非常に高く、硬さに特に優れ、水を吸収しにくく、抜群の耐候性を有しています。数種の細目材の中でも、特上材は、最高級材として珍重されております。
“班”あるいは“牡丹柄”と呼ばれている独特の色調と石目模様を有しています。この模様現象は、世界でも珍しく各国の地質学者に聞いても「aji」といえばjapanだとわかるほど有名だそうです。
また、その現象が何故出るのかは地質学の世界でも未だ解明されていないそうです。採石歩留まり率(原石からの製品加工可能率)が極めて低いため供給力は非常に乏しく、需要バランスが不均衡になっております。一部ではもう取れないといわれているそうです。価格は、加工・大きさなどにより様々ですが、約350万円〜1500万円程ととても幅があります。(和型墓の場合です。)
庵治石中目品・中目特級品−香川県庵治産花崗岩 和型墓石例(三重台)
庵治石は、その見た目の目合いから、細目材と中目材に大きく二分されています。
「中目」とは表現されていいますが、それは見た目の目合いだけのことで、実質の分子密度や硬さにおいては細目材と同質で、吸水性が低く、耐候性も大いに優れています。
色調においては、細目材より白っぽいですが、価格的にはお求めやすい上、供給力も細目材と比べて安定しています。
お買い得な庵治石として人気が根強く、銘石庵治石の一役を担っています。
なかでも「中目特級材」は、「中目材」と比べて、庵治石ならではの“班”模様をより明瞭に帯びているのが特徴です。価格は、加工・大きさなどにより様々ですが、約250万円〜600万円程と幅があります。(和型墓の場合です。)
※価格につきましては、墓地の場所・お墓の大きさ・デザイン等により大きく変わりますので、お手数ですがお問い合わせください。
鉱物構成からみた庵治石
参考・・・・庵治石の石材特性 (香川県産業技術センター調べ )
すべて天然のものですので、サンプルとまったく同じ模様の物はご用意することができないことをご了承ください。
また、何かお気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。